スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

期限の守れない人は、なぜ期限を守れないのか?

税理士の仕事のスタートは、お客様に会計資料を用意していただくことから始まる。そこからは、お客様に会計ソフトの入力をしていただくか、拙者の事務所で入力をすることになるのだが、ここには期限を設けるのでござる。

顧客のほうに期限を設けるのだから、感覚的にはおかしな話だ。しかし、これがこの仕事の難しいところで、お客様が遅くなればなるほど税理士としてお客様に提供できる付加価値は下がる。なぜなら、税理士の仕事の優先順位は、まず税務上の申告期限までに申告書を作成し、提出することであり、次に考えることはできるだけ税金が少なくて済むようにすることと、翌期の資金調達を考えることで、その次に考えることが会計からみた経営状態の分析であり、どうすれば良くなるかを考えることだ。時間的な優先順位とは逆に、後者にいくほど付加価値は高くなる。つまり、良い仕事をするためには、お客様に期限を守っていただく必要があるわけなのでござる。

この期限だが、お客様の中には、ほおっておいても期限を必ず守る人と、必ず守らない人がいる。ちなみに3年とか5年の期間にわたって業績を見れば、期限を守る人のグループのほうが圧倒的に業績は良い。理由はいろいろ考えられるが今回は主旨が違うので、深入りはやめておくでござる。

期限を守ってもらうにはいくつかのコツがあるのでござるが、そこに行く前にまず、なぜ期限を守れないのかを考えてみると、その理由は、めんどくさいからか、要領が悪いためだ。めんどくさいのは、よく分からないためと、会計の優先順位が低いためだ。要領が悪いのは頭の整理ができていないためで、こういう人はいつでも同じ所で悩むし、会計でなくても自分の仕事の能力やスピードが把握できていないから、できない約束を平気でしたりする。

めんどくさいが理由で期限を守れない人には、やっていただくことを簡単な手順書に整理して渡すと同時に、こちらの処理スピードをあげ、質問や要望に対しても素早く答えるるようにする。そして、時間がかかってもよい仕事をすることを心がける。つまり、よく分からないを簡単に分かりやすくし、会計の優先順位を高めることがめんどくさいの解消方法となる。お客様がめんどくさいと感じるのであれば、実はこちらにも多くの原因がある。それに、いつもすばやく反応することを心がけていれば、徐々にお客様もそのように変わってくるものなのでござる。

あと残念ながら、要領が悪いことが理由で期限を守れない人は、なかなか治らない。時間はかかってもお願いすることを最小限にして、地道にひとつずつ改善するしかないのでござる。 

コメント

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。