今朝、サッカーのコンフェデレーションズカップ、イタリア戦を観ました。
(相手に与えた得点は全部、油断からに見えました。勿体ない!)
このイタリア戦は午前7:00から始まっていたのですが、現地(ブラジル)は午後7:00でした。当たり前なのだが、本当に地球の裏側なんだなーと思いました。衛星もいくつか経由しているのだろうな。
それにしても、日本からカタールのドーハに行って、試合して、今度は地球の裏側に行って、すぐにサッカーの試合をする。代表のサッカー選手は本当にタフだ。
サッカーではよく使われる「マリーシア」という言葉は、ポルトガル語で 駆け引きや、機転がきく、知性という意味があり、英語の「clever」に近い。
試合は観ていないのだが、なでしこジャパンのゲームで、監督が引き分けを狙い、点を取るなという指示をしたそうでござる。
引き分けを狙うのは、今回のように次戦の対戦相手やコンディション、試合会場を考慮する場合と、引き分けでも十分臨む結果が得られる場合に、得点を狙いにいって隙を見せることで、敗けてしまうことを避けるためだ。
拙者は小学生の頃は剣道を、中学生からはずっとサッカーをしていた。剣道は面を打つ時は「面!」小手を打つ時は「小手!」胴を打つ時は「胴!」と言わなければならない。これに対して、サッカーは右へ行くと見せかけて左、パスを出すと見せかけてドリブル、ドリブルすると見せかけてシュートする。(ちなみに拙者は小学生のころ「面!」と言いながら胴を打って、よく怒られていた。)
話を戻すと、一昔前の日本代表チームは、たとえ練習試合であっても全力で勝利を目指しプレーしていた。その結果、手の内を相手にさらし、コンディション調整もままならず、本番で負けることがよくあった。日本人の美徳には反するかもしれないが、わざと負けるのはローマ時代の古代からある戦術だ。本当の勝利を得るためにわざと引き分けるなら、それは「マリーシア」だと思うのでござる。
やっと、終わりました。
優勝したスペインの選手たちは、身体能力や体格を比べると日本人とあまり変わりません。
個人的には 戦術や技術、頭の回転の速さ、そしてチームワークが、身体能力や体格の差を超越してしまうところにサッカ-の魅力があると思っています。スペイン代表は、それを象徴するようなチームでした。
それゆえに、今回のワールドカップは日本代表チームが活躍したことはもちろんですが、スペインが優勝したことによっても希望の持てる大会になったなあという感想を持ちました。
最近「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」という本がベストセラーになっています。これは無名の都立高校が、ドラッカーの「マネジメント」に書いてある内容を高校野球という組織に適用して甲子園に出場してしまう話ですが、サッカー日本代表だって努力とやり方次第ではワールドカップで優勝できるかもしれません。(すぐには無理でしょうが・・・)
いずれにしても、寝不足解消。
岡田さんすいませんでした。おめでとうございます。
おかげさまで、寝不足です。
仕事忙しいのですが・・・しばらく寝不足が続きそうです。